讃岐に来る移住者を応援するWEBサークル

地域インターンシップ 男木島

  • HOME »
  • 地域インターンシップ 男木島
  1. 地域づくりインターンシップについて
    この活動では、香川大学生と県外大学生とが5日間インターンシップ活動を行うことを通じて、香川県内の地域について深く学び、当該地域の魅力を知ることを目的としており、将来的な香川県内への就労・定着を目指しています。
  2. 男木島での活動

    (1)男木島について
    離島地域は人口減少、高齢化が激しいことなどから、過疎化、離島航路の維持、医師・介護の確保などの多くの課題があります。男木島は、高松港からフェリー「めおん号」で女木島を経由し  て40分、面積1.4㎢、人口180人程度の小さな島です。2010年から3年ごとにトリエンナーレとして開催される瀬戸内国際芸術祭の会場の一つであり、最近では猫が多い島として多くの観光客を集める島です。2011年に男木小中学校が休校となってからは子どもたちがいない島となりましたが、2014年に2家族がUターンしたことをきっかけに男木小中学校が再開しました。また、瀬戸内国際芸術祭などを契機に人気が高まり、移住者の数はここ3年で40人を超えています。島内では、小中学校に続き2016年に公立保育所が再開しただけでなく、移住者が営む私設図書館やビストロ、カフェなどオープンし、賑わいを見せています。

(2)参加学生
香川大学生は地域インターンシップの授業を履修している経済学部の3年生女子と、教育学部の1年生男女の合計3名、県外大学生は、6月17日から7月1日までの公募に応じた大阪府立大学4年生女子、中央大学4年生男子、同大学3年生女子、立教大学3年生女子の合計4名が参加しました。

(3)活動期間
平成28年年8月5日(金)~9日(火)の5日間

(4)事前学習
県外学生を受け入れる側となる香川大学生が、あらかじめ香川県の離島について学ぶために、香川県の離島振興政策について4月22日(金)に県庁職員の方から説明をしていただきました。また、事前に男木島についての予備知識を得るために6月12日(日)にフィールドワークを行いました。

(5)インターンシップ活動
① オリエンテーション
8月5日(金)に高松駅で集合した後、高松港近くでインターンシップの趣旨の共有とお互いを知るためのアイスブレイクを行いました。その後、男木島に渡り、島の方々のお話を伺うほか島内散策を行いました。

② 島の生活の体験
インターンシップ開催期間中は、2年に1度行われる大祭と重なっており、島の伝統的な祭りを見学することができました。出店が並んだ賑やかなお祭りとは違い、男木島の祭りは島の方々が手作りで行う昔ながらのお祭りで、学生たちにとっては新鮮で非常に印象深かったようです。また、インターンシップ2日目には、漁協のおばあちゃんたちが夏限定で土曜日にオープンする「ビアガーデン」で、おばあちゃんたちとの会話を楽しみながら島の料理作りをお手伝いしました。さらに3日目の朝には引き潮時を狙って海に入り、島の特産であるタコを手づかみで捕まえる体験も行いました。

③ 就労体験
2日目のビアガーデンのお手伝いのほか、2日目の午後から3日目にかけては瀬戸内国際芸術祭のアートサイトの一つでもあるONBA Caféで新作のオンバを使ってのわらび餅販売、4日目には瀬戸内国際芸術祭の「こえび隊」としてアートサイトの受付のお手伝いを行いました。

④ 島活性化策の提言
3日目の夜に担当教員から発表に向けた簡単なガイダンスを行い、4日目の夜に提言内容をまとめ、5日午後に開催した活動報告会において島の方々に向けて島の活性化策の提言を行いました。

具体的には、①観光客が島の観光の思い出として手軽に買えるような食品類のお土産を作ること、②宿泊しなければできない体験プログラム等を作り、朝や夜の飲食店が営業できるようにすること、③古民家をリノベーションし、ゲストハウスや休憩スペースや、温泉を作り観光客のみならず島の人々にとっても交流の場となるような施設を作ることを提言しました。

3.活動の成果
活動の成果を示すのは非常に困難だが、活動報告レポートからは、参加した学生には様々な刺激を与えたことが分かりました。以下、抜粋します。

・観光客を増やすために企業や自治体など他団体の力を借りて観光開発すればいいというものではなく、やはり一番は“住む”ということを考えて観光と暮らしの両立が出来るようにしていかなくてはなりません。これは男木島に限らず、他の地域のまちづくりをするうえでも考えるべき課題であると考えました。
・地域づくりでは役所やNPO団体などが一致団結して素晴らしい政策を練るよりも、その地域に住む人々が自分たちの住む街がより良くなるにはどうしたらよいかを考え、住民主体で活動することの方が重要なのだと分かりました。
・今回のインターンシップを通して一方的に政策を進めるのではなく、地域の方々に自分たちの住む街について考える“きっかけ”を提供し、住民主体で行われる活動のサポートをするような仕事をしていきたいと思いました。
・地域活性化とはさまざまな問題が絡み合う複雑なもので、その解決には多様な観点からの知識が必要であるということを改めて認識しました。

PAGETOP
Copyright © サヌクル All Rights Reserved.